ジョセフソン - コーヒーブレイク - 【ニーズを形にする】開発型ベンチャー企業 エイブル株式会社 株式会社バイオット

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第21回 ジョセフソン

ジョセフソン (1940~)

ブライアン・ジョセフソンは1973年、江崎玲於奈らとともにノーベル物理学賞を受賞した。受賞理由は超伝導金属間の「トンネル効果」に関する研究であった。
 超伝導は今日バイオテクノロジーと並んで最も注目を集める研究テーマである。しかし1911年にその現象が初めて発見されてから、理論的な裏づけが得られるまでには半世紀近くも要したのである。ジョセフソンが発見した「ジョセフソン効果」は、そうした超伝導現象解明のさなかに導きだされた理論のひとつであり、理工学の応用面で全く新しい数々の可能性をもたらした画期的な発見であった。しかもその発見者は、当時21歳、英国はケンブリッジ大学の大学院生だった。
 ジョセフソンはこの発見を、指導教授から授かった演習問題を解く過程で、計算式として導き出した。しかしその答えがあまりに奇妙であったためどう報告してよいものか悩むことになった。どの学部に限らず学問の世界とは敷居が高いものである。また指導教授は超伝導の権威でもあった。そんな時、たまたま大学に客員教授としてベル電話研究所の研究員アンダーソン博士が来訪していた。ジョセフソンがこの人ならと相談してみると、果たしてアンダーソン博士はこれが世紀の大発見につながるかもしれないことを見抜いたのである。こうして偶然の師弟の縁から、一大学院生の発見が世にでることになったのである。