シャンポリオン - コーヒーブレイク - 【ニーズを形にする】開発型ベンチャー企業 エイブル株式会社 株式会社バイオット

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第47回 シャンポリオン

シャンポリオン (1790~1832)

解決できない難問に対し、人はどこまで情熱を傾け続けることができるものだろうか。ロゼッタ・ストーンに刻まれた古代エジプトの文字、ヒエログリフの解読に文字どおり一生を捧げた人物がいた。
 十一歳の時、シャンポリオンはある運命的な出会いをする。十二歳年上の兄に連れられていったフーリエのサロンで、彼は初めてヒエログリフを見せられた。フーリエとは数学者フーリエのことである。フーリエから、このなぞの絵文字を読んだ人物がまだだれもいないということを聞いて、シャンポリオンは俄然興味を抱き「大きくなったら自分が必ず読んでみせる」とその場で公言した。
 さてそれからの彼はこの遠大な目標に向かってまっしぐらだった。17歳までに13ヵ国語をマスター、僅か18歳でグルノーブル大学の教授となった。しかしその後も苦悩する日々が続く。シャンポリオン以外にも多くの学者が解読に挑戦したがついに誰ひとりとしてなしえた者はいなかった。彼が解読に成功したのはヒエログリフが表音文字と表意文字が混交していることに気づいてからである。
 この間、実に20年が経過していた。この偉業によって2千年間忘れ去られていた文字が復活したのである。しかしあまりの熱心さに健康を害したシャンポリオンは41歳の若さでこの世を去ってしまった。