フーリエ - コーヒーブレイク - 【ニーズを形にする】開発型ベンチャー企業 エイブル株式会社 株式会社バイオット

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第67回 フーリエ

フーリエ (1768 ~ 1830)

アメリカには「最良の教師は生徒に負かされる」という格言がある。教育者の評価は、その人自身の評価により、そこから輩出した生徒の活躍によってはかられるもののようである。
  フーリエは、8歳の時にベネディクト修道会派の学校に入学した。ここで彼は数学に出会い自習しながら才能を磨く。そして卒業後高等師範学校に進むと、学生達から選ばれ、すぐに若くして数学の教師になった。やがて同僚の教師、モンジュの勧めで高等理工科学校に移った後、モンジュと共にナポレオンのエジプト遠征に同行する。そしてナポレオンに行政の腕を見込まれたフーリエは、帰国後、県の長官に任命された。
 彼は長官としての忙しい仕事の合間に数学の研究や、遠征の際に持ち帰ったロゼッタストーンの解読を試みたりしていた。そんな中、固体の中での熱伝導について著した論文「熱の解析理論」を発表、パリの科学士院から大賞を得た。後にこの論文を読んで感激したオームは、全く同じに考え、電流に関する『オームの法則』を導き出した。また、多くの数学者に刺激を与え、関数とその連続性・微分可能性などについてより厳密に考えるきっかけを作った。一方ロゼッタストーンの方は彼のサロンに出入りしていたシャンポリオンが、見事、約20年後に解読した。
 フーリエは自身研究者でありながらも、後進の数学者や分野の異なる研究者に対し絶えず刺激や啓発を続けた、真に優れた教育者でもあったと言える。

 

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