ケプラー - コーヒーブレイク - 【ニーズを形にする】開発型ベンチャー企業 エイブル株式会社 株式会社バイオット

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第28回 ケプラー

ケプラー (1571~1630)

アインシュタインは生涯にわたり、その研究活動の根本にたえず「神」の存在を意識し続けていたという。「宇宙は純粋で完全な法則によって保たれている。」とはアインシュタインの口ぐせである。
 自然界に美しい法則があることを初めて明らかにしたのは、17世紀初頭の天文学者ケプラーである。それ以前にもこうした考えはあったのであるがケプラーが見いだしたような数学的な法則が存在しているとはまだ誰も考えてはいなかった。
 ケプラーが発見したのはすべての惑星の運動を支配する3つの基本法則である。ケプラーはこの法則を恩師ブラーエの残した膨大な天文観測記録を再整理することで導き出した。それは実に17年という歳月を要したが、そこには多分法則発見の確信があったのであろう。
 ケプラーはそのかなり以前に『宇宙の神秘』と題する著作の中で、宇宙は、6つの惑星を5種類の正多面体が支えているとする奇怪な惑星モデルを提示している。それは文字どおり当時の神秘主義から発せられた考えだった。しかしブラーエはいかに膨大な観測データを揃えようとそこからなんら法則を導き出すことはできなかった。その違いは単にデータ処理技術の問題ということだけではないだろう。一見陳腐とも思える神秘主義があったからこそ、着想、仮説、検証、真理追究という科学する態度が整ったのだとは言えないだろうか。