下田社員旅行 (16/06/16) - ことば集 - 【ニーズを形にする】開発型ベンチャー企業 エイブル株式会社 株式会社バイオット

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下田社員旅行 (16/06/16)

昨年の社員旅行は、出来たての北陸新幹線で、金沢"のどぐろ味わい"の旅、今年は下田"黒船と企画"の旅。
下田は東京や三島事業所から、行楽地としては近いので、訪れた人も多いと思います。私も何回か行きましたが、自分で企画するとホテルのプールか磯遊びとワンパターンなのに、今回は開国の歴史をとどめる市内をバスで観光し、いつもと違う下田に出会いました。観光バスに乗る機会はあまりありませんが、効率よく名所に立ち寄れ、説明を聞けて、黒船来襲時の緊張感や唐人お吉の悲運に触れる事ができました。自由時間には磯でヤドカリや貝を誘拐することができ、10月にリリースするまで同居します。
何より圧巻だったのが帰路で立ち寄った伊東の大室山。大きなお碗を伏せたような台形の山の頂上に直径300m、深さ70mの、すり鉢状の穴の開いた噴火口跡があり、その尾根の円周1kmを歩くと伊豆七島、房総半島、天城山や箱根が見渡せる360度のパノラマ。毎年の山焼きのため高木がなく、草で覆われているので、全山を見渡せる、緑一色の美しい山です。4000年前の数年に亘る大噴火によって大室山や周辺の地形が形成されたとのことで、自然の営みに思いを馳せるとともに、季節によって変る姿をまた見たいと思いました。特にトンボが乱舞する姿を見たいのですが、山焼きした山にトンボやバッタが飛ぶのでしょうか。

出張、ご家族や健康の都合等で心ならずも参加できない人もいて、そんな中でもスカイプでアメリカからA・T両君が、現地時間で朝6時半の忙しい時間にもかかわらず、ビンゴゲームに参加してくれ、盛り上げてくれました。
社員旅行や社内運動会等の会社の行事が廃れていく風潮の中で、例年より参加者が多く、若者が皆、目覚しい働きをして盛り上げてくれました。当社の次代を背負ってくれるのでしょう。雨天の予報に反して社長「ハレオ」さんの名前のおかげか、好天に恵まれました。
40年前には社員数が少ないので、他社と合同で社員旅行をした時代を思うと、伊豆急踊り子号の車両一両貸切など夢のまた夢で、この現実を見た瞬間、胸に迫るものがありました。

事情が許す限り、今後も社員旅行を続けていきたいと思います。