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【ニーズを形にする】開発型ベンチャー企業 エイブル株式会社 株式会社バイオット

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代理店事業 (13/09/02)

当社の販売品はすべてが自社製品ではなく、販売チャンネルを活かして他社の製品も販売しています。特に近年、前回述べたプラスチックシートを袋状に成形した海外製シングルユース培養装置の販売量が増えてきました。しかし、海外製品の販売代理店事業には以下の危うさもあります。

1.海外の会社は会社自身が売買の対象になることが多く、経営者が変わって、予告もなく経営方針や価格が変わることがある
2.当初総代理店として販売していても、販売量が増えてくると、直販に方針転換し、販売権を外されてしまうことがある
3.仕様、価格や性能を当社でコントロール出来ず、事情を訴えても対応してもらえず、競合品に負ける可能性がある

その他、部品やソフトがブラックボックス化していて、メンテナンスに費用や時間がかかる等、いろいろなリスクが考えられます。
リスク回避のためには当社が主導できるように技術や販売での役割を果たす、改良や補完製品開発を自社で行っていく、可能な部品は国産や自社製に替えていく、情報交換を密にし、日本の市場に適合する商品開発を共同で行う等、日頃の技術向上、販売促進努力を怠らないだけでなく、当社に頼らざるを得ない販売実績を示す必要があります。それでも何が起こるか分からない覚悟をしておき、最悪仕事がなくなっても"あの事業はアルバイトだった"とか"じゃあ、自力で造ろう"と方針転換できる体力と能力を作っておく必要があります。